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10月11日2年算数

週開け、久しぶりに水槽前に人だかりができています。
新たな仲間が加わったことに、早速3年生が気づいたようです。どんな仲間か紹介しようと写真撮影を試みましたが、泳ぎが素早すぎてとてもとらえられません。
興味がある方は、いつものごとくお子さんにお尋ねください。
 
今日は、2年生で算数の研究授業がありました。
◆2年算数「まとめて考える」
相変わらずスタートに勢いがあります。
 
今日の話題は以下の通り。
 
教師「では、今日は何を考えますか。」
子供「残ったおさるさんは何匹か知りたい。」
子供たちは、ちゃんと今日の学習の目当てにつながる課題が持てるようになっています。
初めての学級でいきなりこれをやると…、「おさるさんが何をしてるのか知りたい」なんて課題が出たりします。
一応、算数ですからね。
こうして、今日の課題ができました。
後は、いつものやり方で授業が展開していきます。
 
子供たちは、入れ代わり立ち代わり、黒板の前でそれぞれの考えを発表していきます。
 
何を指差しているかというと…。
  
数字の出入りを動作で確認しているところです。ノートの図もご覧の通りです。
 
そして、授業の後半、計算の方法が二つに絞られ、「まとめて考える」という、本日の授業の核心部分にたどり着きました。

私「それにしても、2年生は物怖じしないで立派だねえ。誰が見に来ても堂々としてる。」
担任「そうなんですよ。」
教頭「担任が一番緊張しとったなぁ。」

*また、余計なことを‥。
今日はさらに続きます。
◆5年ディキャンプ IN表浜ほうべの森
お待たせしました…か?5年生の児童が待ちに待ったディキャンプの報告です。
私事で恐縮ですが、神戸の谷ノ口にあるこちらの施設を初めて見て、その立派さにたまげました。
そうなの?と半信半疑の方は、こちらのURL→http://yanokuchikouen.com/ をご覧ください。
◎入所式
館長さんが子供たちを出迎えてくださいました。
  
館長さんです。終日、私たちの活動に何かと気を配っていただきました。
代表が誓いの言葉を述べました。
 
◎海岸でのレクリエーション
早速、”ほうべ”の海に出発です。
太平洋にすっかり馴染んでいる子供たちですから、いつもの調子でのんびり出発しました。海は、目と鼻の先です。
 
何か、いつもと風景が違います。
 
道はますます険しさを増し‥、
 
子供たちからは、歓声とも悲鳴ともつかない声が聞こえてきます。
 
先ほどの館長さんとのやり取りを思い出しました。
館長「今日は天気が良くていいですよ。」
私「そうですね。あと、地震だけは注意ですね。何かあれば、すぐに避難します。」
館長「ここは、高低差が50mあるから。道も、最近整備してちゃんと通れますよ。」

確かに!この道の整備は、さぞや骨が折れたことでしょう。
 
なんてことを思い出しながらよろよろ歩いていたら、すっかり置いてけぼりです。
この、複雑な林道を超えると、そこは、
 
海です!

予定のページ数を超えました。
まだ、何の活動報告もしてないのに。「あかはに探検隊」報告の再現?
こんなペースでよいでしょうか。*修学旅行までにはなんとか‥。
つづく

10月7日4年授業点描

今日は、4年生の特番?みたいになってます。
4年生が版画を制作中と担任から聞き出し、勇んで繰り出したもののなぜか音楽の授業でした。特別教室の関係で時間割を入れ替えたそうな。
ならばさっさと、取材目的変更です。こういうのは簡単にできます。
◆4年音楽「器楽合奏」
早速、パートに分かれて練習してました。
 
タブレットを覗いています。何かな。見せてもらいました。
 
私「すごいね。新兵器をつかってる。」
子供「内緒にしてください。」

*ん?
子供「ダンス&ミュージックでやるので。」
*あ、曲名ね。
私「いいよ。」

ということで、約束を果たすために黒塗りにしておきました。
それにしても長い曲名です。
私「これ、覚えてるの?」
そんなの当たり前という顔で、わずか2秒でそらんじてくれました。
ここからは、子供たちの練習ぶりをご覧ください。
     
昼下がり、職員室から音楽担当教師の焦った声が聞こえてきました。
「あ~っ、全然そろわんかった。間に合うかなぁ…」
どうやらあの後、合奏を試みたようです。
本番は11月13日です。あんなに早く曲名を暗唱できるのなら、きっと大丈夫でしょう。※根拠は薄いですが。
音楽の勢いのまま、図工の取材に突入しました。
◆4年版画「お気に入りの動物?」*多分そうじゃないかなと。
 
今日が初刷りです。子供たちの中からも、どことなくわくわく感が伝わってきます。
  
緊張感が高まっています。
 
自然と友達と助け合う姿が見られました。
 
出来栄えはどうだったかな。
  
かなり満足そうです。
  
今日は午後から教員の研修会があるため、市内全域の小中学校が早帰りです。
 
とはいえ、午後3時までは家庭で学習するという鉄の掟が確認されました。

紹介が遅れました。
今週より、児童会の運営委員が交代になりました。
まだ見習い中かな。前期の委員さんも心配そうに見守っていました。
前期の皆さん、お疲れさまでした。後期の皆さん、よろしくね。

10月6日2年道徳

季節外れの暑さですが、子供たちは元気です。
  
2年生で道徳をやるとの情報をキャッチしました。
私「5時間目は、道徳をやるの?」
担任「はい!指導授業を。」

かなりの余裕です。これは見逃せません。
◆2年道徳「ぐみの木と小鳥」
子供に交じって巨体が‥。出鼻をくじかれました。
 
そういえば、指導授業とは、実習生の授業を指導教諭が指導する授業のことでした。どおりで余裕があるはずです。
そうはいっても、教育実習生にとって本校2回目の授業です。これはこれで伝えがいがありますよ。
 
はきはきとした物言いで、授業を進めています。
実習生「では、このときの小鳥さんは何を考えていたでしょうか。」
子供「う~ん」「何だろう‥」

  
実習生「う~ん。難しいかなぁ。じゃあ、ヒントを言います。・・・・・。」
教える方も教えられる方もなかなか苦戦しています。これも、教育実習の”あるある”ですね。
ちょっぴりやる気が空回りしそうなところですが、今度の実習生はなかなかめげませんよ。
 
最後に、親切にしてもらったリスさんの気持ちになって、小鳥さんに手紙を書きました。
  
なかなかの集中ぶりです。
実習期間も残り半分です。みんながんばれ!

*今日の1枚

最近、水槽デビューしたフグがいません。よく見ると…。どこにいるかわかりますか?1匹じゃありませんよ。
運がいいと、こんな姿が見られます。
ちなみに、奥にいるカニは本校児童の差し入れです。もう、1か月近くなります。名前はありません(たぶん)。

10月5日6年算数

◆6年「比の学習」
6年生の算数の授業にお邪魔しました。
 
いつも感心するのは、子供たちが担任の話をよく聞いていることと、物おじせずに発言できる児童が何人もいるということです。
 
比の問題は、これから何度も出てきますので、最初が肝心です。
 
子供たちは、理解するよう一生懸命に努めていました。
 
比の値を調べれば、比が等しいかどうかわかりますが、なぜ等しくなるかと言われると…。

6年生には、そんな素朴な疑問も大切にしてほしいな。

*今日のおまけ
今日のおまけは、ちょっとハイレベルです。わかるかなぁ。
比の意味が分かった?とかけまして
高級バッグを見ているお客とときます
<その心は>
それ、「ひかく」ですか?

10月4日5年国語

◆5年「注文の多い料理店」
このお話、ご存じの方も多いのでは。宮沢賢治の代表作です。
 
どんな授業になるんだろうと見守っていましたが、こんな風になるとは‥。
彼女の発言から、次第に議論が白熱していきました。
 
この後、ちょっと面倒くさい説明になるので、時間のない方は読み飛ばしてください。
課題は、本文中の張り紙(板書の青枠)を読んだあとの紳士の考えについてでした。
 
議論の焦点は、板書の「いやなことがあっても、一番いいことがある。」という指摘に対して、これは”考え”でよいかという、かなり難しい内容でした。
   
子供たちは次々と、「それは”感情”で、”考え”ではない」と指摘しました。
  
それを聞いていた周囲の児童も、次第に議論に乗り出しました。
実はこの話し合い、担任が一番話し合わせたいことではなかったみたいです。でも、子供たちはこれが気になりました。
良かったのは、担任がその話題を遮ったり、無理に結論を出そうとしなかったところです。足りなかったのは、解決のための方向を示さなかったことかな。
考えと感情の違いなんて、大人でも簡単に区別できません。そんな微妙な問題なので、もう少しいろいろな立場からの意見を期待したくなりました。
月曜から、なかなか見ごたえのある授業に出会えました。5年生の今後の展開が楽しみです。