日誌

2021年9月の記事一覧

9月17日授業点描

◆すぎのこ学級
朝の会で、健康観察中でした。
 
タブレットを、自分で操作していこうという雰囲気が出てきました。この調子です。
◆1年漢字の学習
 
自然と動作を交えて漢字の意味を表現してました。
フード被った児童がいますけど…。この後、担任の一言で直すことができました。特に理由はなかったようです。
◆2年自習
今日は、担任の先生が午前中不在でした。理由はお察しください。
 
ということで、助っ人登場です。
  
課題が終わったら、読書やお絵描きができるという指示でしたが、あちらこちらでまだ終わらない友達のお世話をする姿が見られました。仲間意識の育ちを感じます。
◆4年国語「一つの花」
いいお話なんです。特に、親になってから読むと、身につまされます。よろしかったら、お子さんの教科書をご覧ください。
 
4年生の子供たちが、主人公のお母さんやお父さんの思いにどこまで迫れるか、期待しましょう。

*業務連絡
新型コロナ感染症については、予断を許さない状況が続いています。土日に学校への連絡が必要になった場合の対応について、本日付けの案内を全戸配付しましたのでご確認ください。

今週もお付き合いいただきありがとうございました。明日からシルバーウィークとのこと。みんな元気に過ごせますように!

9月16日6年理科

今日のブログは‥と考えていると、タイミングよく6年生が運動場に出てきました。
◆6年太陽の観察
そこでも
 
ここでも
 
あちらでも
 
目印になるものを決めて、太陽の見える位置を記録してました。
担任「あのねぇ、図工じゃないんだから、絵は大体でいいんだぞ。」
 
確かに、大体です。
  
2~3日後に再び観察するようですが、何か変化があるのでしょうか。

間違いなく、ブログを意識しとるな。
そうと分かっても、つい載せちゃった。

9月5日3,4年総合的な学習

9月7日のブログでご紹介したとおり、本日、ウミガメの放流会を実施しました。
ちょっぴり写真多めですが、お付き合いください。
◆3,4年生ウミガメの放流
子供たちはやる気満々です。
 
 
こちらは、今回お世話になる名古屋港水族館の職員の皆さんです。
  
本日、旅立ちを迎えたアカウミガメです。
赤ちゃんカメは今年生まれたばかりの0歳で、54匹います。大きい方は、昨年生まれた1歳児で、8匹います。1年でこんなに成長するものなんですねえ。体重は、50倍になってるそうです。人間なら、1歳児で150キロ!?ありえん。
  
今日の放流で、なぜ1歳児が紛れていると思われますか。昨年、放流し損ねた?こっそり聞いたら、笑われました。ウミガメの追跡調査のため、放流を1年待ったウミガメには識別用のタグが装着されているそうです。私も、そうじゃないかと思ったんですけどね。
  
ウミガメの赤ちゃんをもつ子供たちの手は、壊れやすい宝物を持っているようです。
 
でも、見た目からは想像できないほどの力を秘めているんですよね。なんといっても、これから太平洋を単身渡っていくんですから。しかも、命がけで‥。
 
赤ちゃんカメを見送る子供たちの声も、ついつい力がこもります。
  
児童を取材する人を撮ってみました。児童は、実に立派に受け応えをしていましたよ。
 
3社ほど取材班がお見えでしたので、よかったら今日の夕方からニュースをチェックしてみてください。
放流後、子供たちから、いろいろな質問が出ていました。
  
子供「実際に赤ちゃんが生まれるのは、もっと海から離れているのに、今日はどうして海の近くから放したんですか。」
*う~ん。それは大人の事情?
水族館職員「普通は、ウミガメの赤ちゃんが生まれるのは夜です。でも夜に放流すると皆さんは集まることができません。それで、昼間に放流するんですが、日中の熱い砂浜を歩くだけでカメは体力を使ってしまいます。それで、海の近くから放すようにしています。」
*納得!!いい質問してくれたね。
 
多くの保護者の方が見学においでくださいました。
その後は、ちょっぴり海岸清掃、のはずが‥。
 
僅か10分足らずの時間で、軽トラックいっぱいのごみが集まりました。
 
大変なのは、この後のごみの分別でしたが、本日同行いただいた”あかばね塾”の皆さんが急遽請け負ってくださいました。予想以上のごみの量にたまげました。次回はさらに周到な準備に努めます。

9月14日5年国語

◆日本語学習
本校では、ご家族の事情で日本語の指導が必要な児童への日本語学習を実施しています。近隣市ではよく見られる光景ですが、田原市ではまだ少ないようです。
 
今日も頑張っていますね。担当教師も手ごたえを感じているみたいです。
◆5年漢字学習
5年の教室から、子供の元気な声が聞こえてきます。昨日に続いて国語の授業でした。狙っているわけではないんですけどね。
 
番号に児童のネームプレートが貼られています。一応、問題も載せておきます。
  
そりゃあ、真剣になるわな。
 
彼「先生、”わ”ってどう書きますか?」
*私‥ですか?!「溺れる者は藁をもつかむ」だねえ。頼られてうれしいような、ばつが悪いような。
私「何番なの?」
彼「⑮です。”縄”は書けるのになぁ。」

*”わ”よりも難しいのは書けるんだ。
私「丸いもので、何か思いつかない?」
彼「・・・ボール、とか?」
私「そうそう、いいねえ。他には?」
彼「・・・、あっ!”しゃりん”?」
私「そう。”しゃりん”は書ける?」
彼「あーっ、そうか!!」

 
一件落着。正面から考えてもだめなら、別のルートで考えるという手があります。
子供たち同士でも、聞き合いや教え合いがあちらこちらで展開しています。
  
黒板も次第にうまってきました。
 
彼も満足そうです。

と思ったら、さっきの彼がまた頭を抱えています。

私「どうしたの?」
彼「”わ”が・・・。」
私「あれ、さっき分かったんじゃないの?」
彼「一瞬浮かんだんだけどなぁ。」

つかみ損ねて、どこかへ行っちゃったみたいです。いつもうまくいくとは限りませんね。
彼の苦悩とは関係なく、答え合わせが始まりました。

担任「しめい」はこれ(氏名)でいいですか。
子供「いいです。」
担任「こっち(指名)じゃなくていい?」
子供「違う!上、上」

出ましたよ。”わざと間違えてみる作戦”。子供も上手に乗っかってくれてます。
素晴らしい子供たちです。

9月13日6年国語

呼ばれてませんが、6年生にお邪魔しました。ちょうど国語で詩の授業をやっていました。いい所に来ました。
◆6年詩の授業「いま始まる新しいいま」
時節柄、グループ活動を行い難い状況下ですので、専ら全体による対面式で授業が進んでいました。
6年生の授業は、いつも落ち着きの中にも前向きさが伝わってきます。
 
今日の詩は、教科書では小単元の扱いみたいです。小単元とは、短くて1時間から長くても数時間で終える学習計画のまとまりのことです。ちなみに、10時間を超えるような場合は、大単元と言ったりします。今日の授業は、どうやら2時間目ぐらいの印象です。
 
書いたり‥、
 
考えたり‥、
 
話したり‥。
担任の指示で、「新しいもの」が何かを詩の中から探す活動に取り組んでいました。
お、京田かな?
  
堂上でした。*わかる人しかわかりません。

担任が黒板に「作者の一番伝えたいこと」と書きました。残念ながら、ここでタイムアップ。子供たちは何を感じ取ったでしょうか。
詩の授業は、内容把握とは別に詩の世界に浸ったり良さを味わったり想像を広げたりするところに楽しさがあります。そのための学習を1~2時間程度でどう組み込むか。大切なのは、ねらいを欲張らないことと、これまでの詩の学習で身に付けた力を活用しながら上積みしていくことです。
ところで、この詩の作者は川崎洋さんです。
「川崎洋」と言えば・・・、何でしたっけ。
よく知らないので、調べてみました。
実は、「風になりたい」の作詞者でした。 → 「風になりたい」http://www.youtube.com/watch?v=4NO2WV_RYEo
歌の発表が2005年。川崎さんが亡くなったのが2004年10月。この詞が川崎さんの遺作となり、曲の完成を待たずに亡くなったそうです。
いろいろ知ると、詩の理解が深まったり印象が強まったりしませんか