日誌

9月5日3,4年総合的な学習

9月7日のブログでご紹介したとおり、本日、ウミガメの放流会を実施しました。
ちょっぴり写真多めですが、お付き合いください。
◆3,4年生ウミガメの放流
子供たちはやる気満々です。
 
 
こちらは、今回お世話になる名古屋港水族館の職員の皆さんです。
  
本日、旅立ちを迎えたアカウミガメです。
赤ちゃんカメは今年生まれたばかりの0歳で、54匹います。大きい方は、昨年生まれた1歳児で、8匹います。1年でこんなに成長するものなんですねえ。体重は、50倍になってるそうです。人間なら、1歳児で150キロ!?ありえん。
  
今日の放流で、なぜ1歳児が紛れていると思われますか。昨年、放流し損ねた?こっそり聞いたら、笑われました。ウミガメの追跡調査のため、放流を1年待ったウミガメには識別用のタグが装着されているそうです。私も、そうじゃないかと思ったんですけどね。
  
ウミガメの赤ちゃんをもつ子供たちの手は、壊れやすい宝物を持っているようです。
 
でも、見た目からは想像できないほどの力を秘めているんですよね。なんといっても、これから太平洋を単身渡っていくんですから。しかも、命がけで‥。
 
赤ちゃんカメを見送る子供たちの声も、ついつい力がこもります。
  
児童を取材する人を撮ってみました。児童は、実に立派に受け応えをしていましたよ。
 
3社ほど取材班がお見えでしたので、よかったら今日の夕方からニュースをチェックしてみてください。
放流後、子供たちから、いろいろな質問が出ていました。
  
子供「実際に赤ちゃんが生まれるのは、もっと海から離れているのに、今日はどうして海の近くから放したんですか。」
*う~ん。それは大人の事情?
水族館職員「普通は、ウミガメの赤ちゃんが生まれるのは夜です。でも夜に放流すると皆さんは集まることができません。それで、昼間に放流するんですが、日中の熱い砂浜を歩くだけでカメは体力を使ってしまいます。それで、海の近くから放すようにしています。」
*納得!!いい質問してくれたね。
 
多くの保護者の方が見学においでくださいました。
その後は、ちょっぴり海岸清掃、のはずが‥。
 
僅か10分足らずの時間で、軽トラックいっぱいのごみが集まりました。
 
大変なのは、この後のごみの分別でしたが、本日同行いただいた”あかばね塾”の皆さんが急遽請け負ってくださいました。予想以上のごみの量にたまげました。次回はさらに周到な準備に努めます。