田原市立赤羽根中学校

2018年2月の記事一覧

にっこり 中学校入学まであとわずか! -入学説明会ー

 2月8日(木)、体育館を会場として、来年度入学する小学校6年児童とその保護者を対象にした入学説明会を行いました。
 あいさつの中で校長は、児童に対して、中学校での勉強や運動の量は小学校とは比べものにならないほど多いので、生活リズムを整え、朝ご飯や給食をしっかり食べて体力をつけて入学してくるよう伝えました。校長の話の後で、児童は本校学年主任の引率で5時間目の授業や校内の施設見学に出かけました。一方、保護者は、体育館で教務主任と校務主任から入学までに準備しておく物や集金の口座振替制度についての説明を受けました。
 そして、児童が校内見学から戻ってくるのを待って、児童と保護者で、教務主任からは学校行事を中心とした1年間の学校生活についての話を、また、生徒指導主事からは学校生活のきまりについての話を聴きました。
 入学説明会を行った2月8日(木)時点での来年度の新1年生の人数は、43名です。この子達が希望をもって中学校生活を始めることができるよう、学校をあげて準備していきたいと思います。
 
 【学校見学①】         【学校見学②】
 
 【全体説明】          【部活動見学】

にっこり あなたの勇気が命を救う! -救急法講習会ー

 2月5日(月)と8日(木)の2日間にわたり、田原市消防署赤羽根分署から講師をお招きし、2年生が武道場を会場として救急法講習会を行いました。
 今回の講習会では、訓練用の人体模型を使って胸骨圧迫と人工呼吸を組み合わせた心肺蘇生のやり方とAED(自動体外式除細動器)の操作の仕方を学びました。
 講師から「救急車が到着するまでにかかる9分間の間に、その場に居合わせた人が救命処置をすれば、助かる確率が2倍以上になる。」という話を聴き、生徒達は真剣な表情で実習に取り組んでいました。
 【講習会の様子】
 
 

にっこり スマホやケータイを安心・安全に使うために! 

 2月1日(木)、日本の大手電気通信会社であるKDDIから講師をお招きし、武道場を会場として、スマホ・ケータイ安全教室を行いました。
 本校は、生徒指導のきまりの中で、スマホやケータイの所持については「買わない・持たない・借りない」ことを原則としています。でも、家庭の都合で持たさざるを得なかったり、中学校卒業後に持ったりすることを考えれば、それらの『安心・安全な使い方』を知っておく必要はあります。そのような訳で今回、外部から講師を招いての開催となりました。
 講師は、まず、スマホやケータイの持つ光(インターネットやメール、ゲームなどが手軽にできる便利さ)と影(ネットトラブルや犯罪、いじめを引き起こす怖さ)について映像を使って説明してくれました。説明の後で、講師は生徒達に、「スマホやケータイは便利だけれど、同時に怖いものであることを頭に入れておくことが必要だ。それが分かっていれば注意して使うことができる。特に重要なのは、自分が送ったメールなどで人の心を傷つけることがあることを知ることだ。スマホやケータイなどの機械は壊れても直せるが、人の心につけた傷は治せない。」と伝えました。
 次に、講師はインターネット上でのトラブルを扱った3つの動画を生徒達に見せ、その内容を詳しく説明してくれました。1つ目の動画は、「ネットの仕返し、その結末は」という題名がつけられていました。これは、友達とけんかをした仕返しに、ネット上に悪意のある写真や悪口を投稿し、それが拡散して大騒ぎになるという内容でした。講師は、「ネット上に投稿した写真や悪口は一生消せないと思った方が良い。投稿する前によく考えるべきだ。」と伝えました。
 2つ目の動画は、「まじ面倒くさい」という題名がつけられていました。これは、母親に向けてつぶやいた言葉をLINEに投稿したところ、友達がそれを自分に向けて言われたことだと誤解し、仲間外れやいじめに発展するという内容でした。講師は、「LINEなどは短い言葉でやり取りすることが多いので、このような誤解が生じやすい。おかしいなと思ったら、直接電話をして確かめることが必要だ。」と伝えました。
 3つ目の動画は、「ネットの向こうの親友は」という題名がつけられていました。これは、ネット上で知り合い、仲良くなった友達と写真を交換したり、会ったりすることで事件に巻き込まれていくという内容でした。講師は、「ネット上にいる人は、良い人ばかりではないと考えるべきだ。むやみに信用して写真などを送るのはとても危険だ。」と伝えました。
 最後に、講師は、「スマホやケータイを使っていてトラブルが起きた時、1人で抱え込まないことだ。家の人や先生、そして、警察などに早めに相談してほしい。」と言って、話をまとめました。生徒達にとって、本当に有意義なお話だったと思います。
 
【講師のお話を聴く生徒達】     【生徒達に語りかける講師】