「振り子の周期は、まだ謎なのだぞ」

5年生の理科の授業。
単元テーマは、なんとも気になる
「振り子の周期は、まだ謎なのだぞ」。

今日の目標は、
「一往復1秒になる振り子をつくろう」です。

グループごとに集まった5年生は、
重りの重さを変えてみたり、
振り幅を大きくしたり小さくしたり、
糸の長さを少しずつ調整したりと、
まさに試行錯誤の連続。

「あとちょっと速い!」
「今の、1秒っぽくない?」
ストップウォッチをにらみながら、
何度も何度もチャレンジする姿がとても生き生きしていました。

それぞれが役割分担をし、
測る人、記録する人、調整する人が自然に動きます。
失敗しても笑い合い、
「じゃあ次はこうしよう」と前向きに話し合う姿が印象的でした。

そして授業の終わりには、
「振り子の時間は、重さや振り幅ではなく、糸の長さで変わる」
という大切な気づきにたどり着きました。