たくさんの宝物

2学期の終業式を行いました。
長い2学期でしたが、子どもたちは本当によくがんばりました。

日々の授業や行事の中で
楽しかったこと、うまくいったこともあれば、思うようにいかず、悔しい思いをしたり、少し落ち込んだりしたこともあったと思います。
しかし、その一つ一つを乗り越え、最後までやり切った子どもたちの姿は、とても立派でした。

終業式では、「どうしたら人は幸せに生きられるのか」というテーマで話をしました。
幸せというと、何か特別な出来事を思い浮かべがちですが、実は、毎日の生活の中にたくさん隠れています。

友だちと笑い合ったこと。
給食で「おいしいね」と言い合ったこと。
誰かに声をかけてもらって、少し安心したこと。
何気ない一日を丁寧に振り返ると、心があたたかくなる瞬間がたくさんあります。

また、うまくいかなかったことや失敗も、子どもたちにとって大切な経験です。
失敗したからこそ考え、考えたからこそ成長があります。
その積み重ねが、子どもたちを確実に前へ進めています。

そして、幸せに生きるために欠かせないのが、人とのつながりです。
友だち、家族、先生、地域の方々。
多くの人に支えられながら、子どもたちは学校生活を送っています。

2学期にあった出来事は、うれしかったことも、つらかったことも、すべてが子どもたちの成長につながる宝物です。
冬休みには、ぜひ2学期を振り返り、「がんばった自分」を認める時間をもってほしいと思います。

3学期、また元気な笑顔に出会えることを楽しみにしています。