日誌

6月4日1年算数

❏1年算数「いくつといくつ」
今日の課題はこちらです。
 
黒板には、ケーキのマグネットと算数ブロックがさりげなく張り付けてあります。児童のレベルに合わせた配慮です。
子供たちはというと…。
   
なんか、余裕の表情で、自信ありげです。
教師「では、わかる人!」
子供たち「はい!はい!」

予想通りです。

と思ったら、一人だけ行き倒れみたいな子供がいます。
 
実は彼、やる気がないわけではないのです。答えもちゃんと書けています。
ではなぜ倒れちゃった?
どうも塾のテキストでこの手の問題はかなりやりこんでおり、先に飽きが来ちゃったようです。こんなとき、子供に姿勢のことばかり注意しても効果は長続きしません。大切なのは、本人の努力と理解力を認めながら、もっと大切な課題に気づかせることです。
それがうまくかみ合うと、途端に様子が変わります。
  
新たな教育では、答えがわかって満足するレベルから、答えの導き方を自覚するレベルへと授業改革が進んでいます。そのために重視しているのが「言語活動」です。そうした視点も加味しながら、ご家庭でも子供たちの学びをご支援ください。
ノートの使い方も大切な指導です。1年生は初めてですから、特に時間をかけて行います。
  
ノートを丁寧に書くことで、頭の中を確認し、整理することができます。
 
お話もしっかり聞いていますね。これからどんどん賢くなっていくことでしょう。
授業は終盤です。
教師「では、隣と問題を出し合ってみましょう。」
【シーン1】
 
彼女1「さあ、何からいきましょうかねえ」
彼女2「なになに?ドキドキするぅ~。」

【シーン2】
 
彼女「9は6といくつ?」
彼「う~ん…、さ・ん?」

 
彼女「そうなの?!」
彼「違うの?」

 
彼女「正解!!」
【シーン3】
 
彼「それで、君は私に何を聞きたいのかな?」
【シーン4】
 
彼「何か楽しいんだけど。」

彼「あー、我慢できない!」
前の彼女「大丈夫?」
※写真は
もちろんイメージです。
教師「では、今日の振り返りをしますよ。」
 
「振り返り」とは、1時間の学習を思い出して自己評価をする大切な活動です。学年が上がるとともに文章も加わってきます。低学年ですので、こんなマークを利用して、振り返りの習慣づけをしているところです。
◆雨の日の図書館
本ブログで図書館からの報告は初めてですね。
 
本好きの子供たちが、自主的に集まっています。
  
本を選ぶ子供、読む子供…
 
6月14日から「あじさい読書週間」を実施します。その時にはもっと賑やかになるのかな。

彼は、今日の図書当番です。図書委員は3回目と聞きました。本が好きとも言っていました。こういうこだわりは素敵だと思います。

◎ホントの業務連絡
 少しずつHPメニューを増やす努力を始めました。本校をよりよくご理解いただくための取り組みです。僅かな変化を探しながら、たまにお立ち寄りいただければうれしいです。

※今週もお付き合いいただきありがとうございました。