日誌

2月28日6年バイキング給食

今日の記事は、かなり勉強になります。

◆バイキング給食~学習編~ 

最初に予告します。中身が濃いので、2回に分けて紹介します。

一足早く、数名の児童がバス席の先頭を陣取っています。かなり興奮しています。

書写の時間の後でしたから、片付けに手間取った子供も結構多かったようです。

子ども「待ってくれー。」

おいてきゃせんよ。

子ども「遅れてすいませーん。」

良いあいさつ。顔は笑ってますけど。

この時分かったのですが、子供たちは給食センターに来るのが2回目とのこと。1回目は、”あかはに遠足”だったそうです。行事が活きてますねえ。

お世話になる、栄養教諭の先生です。

先生「バイキングを楽しみに来たと思うけれど、最初に施設を見学してもらいます。」

当然です。

何が見えるのかな。

7000食の給食を、毎日、安心安全に提供してくれる工夫がいたるところにあふれています。その一端が少しずつ分かってきました。

先生「材料を切る作業はほとんど機械化されているんですが、どうしても人間が切らないといけない食材は何でしょう。」

子ども「キャベツ!」

もうちょっと考えようね。

子ども「めん!」

先生「・・・。ヒント出すね。柔らかいもの。」

子ども「豆腐!」

理由はお察しの通りです。

先生「肉だけ、ほかの食材とは別のルートで運ばれるんだけれど、なぜでしょうか。」

子ども「食・中・毒?」

先生「正解!」

おもしろい部屋がありました。

田原市給食センターのこだわりで、卵は殻つきを使うとのこと。多い日で約4000個の卵を、3~4人で割るそうです。殻付きと溶き卵では、仕上がりが全く違うらしく、手間暇かけています。

先生「一番難しいんクイズだけど、この部屋の床が2色に分かれている理由は分かる?」

子ども「はい」「はい」「はい」

先生「うわ、すごいね。」

子ども「加熱前の食材と加熱後の食材が運ばれるルートを分けることで、食中毒を防止していると思います。」

※少々盛ってます。

先生「では、この容器一つで、何人分のお米が炊けるでしょうか。」

子ども「10」「30」「60」「67」「90」「35」「36」「20」「41」

絶対考えてない。

先生「正解は、90人分です。」

子ども「ふ~ん。」

あれ、当たりがなかった?もう忘れとる。

先生「では、このおかまで何人分の味噌汁が作れるでしょうか。」

子ども「60」「90」「100」「50」「9000」

先生「おかま、一つだよ。」

子ども「225」「37」「1600」「300」「150」「550」「327」

子ども「うん!?」「それ、お前の誕生日じゃん。」

こういう”落ち”は嫌いじゃないです。

先生「答えは1000人です。そこに書いてあります。」

子ども「あっ!」

先生の方が一枚上手でした。

先生「お待たせしました。それではバイキング給食です。」

このあと、6年生の子供たちが、栄養教諭の先生とセンター職員の方を驚かせます。→ 後編につづく

*今日の1枚

 昼放課の飼育小屋の様子です。大勢の子供たちが大福と最後のお別れに集まっていました。大福のおかげで、子供たちに優しい心が育っています。高松小学校でも、きっと活躍することでしょう。