日誌

1月23日避難訓練(防犯バージョン)

◆避難訓練

今日の訓練は、不審者対応です。児童だけではなく、我々職員にとっても大切な研修の場です。子供達の目に触れないところでも、真剣なやり取りがあったんですよ。

見知らぬ男性が校内を歩いています。

※もちろん訓練です。

教頭「どなたですか。」

男性「小川だ。」

教頭「どちらの小川さんですか。」

男性「あー、あの野球選手がおるだろ。あの小川だ。」

※もう怪しい。ちなみに小川選手とは関係ありません。

教頭「用件は何ですか。」

男性「ちょっと子供の様子を見に来た。」

教頭「だめです。お帰りください。」

男性「関係ないだろ。いいから通せ。」

カバンの中からナイフのようなものを出そうとしています。

男性(影の声)「こういう時は、危険なので離れてください。」

教頭(トランシーバによる全校放送)「不審者が玄関近くに入ってきました。児童は先生の指示に従って体育館に避難するか教室で待機しなさい。」

応援の教員が駆けつけてきました。男性の背後にもご注目を。既に110番通報を終えています。

今日の訓練では、児童は全員体育館に避難しました。保健室での待機児童はありませんでした。

次々に移動を始めます。

ちょっと込み合いましたね。スムーズな移動通路の確保が課題です。

人員確認後、施錠します。

教員が体育館の入り口付近で状況を見守っています。

放送「不審者は警察に確保されました。」

◎警察官の講評

不審者から身を守るための方法をたくさん教えていただきました。その中からいくつかをご紹介します。

◇不審者が不審な格好をしているわけではない。→見た目ではわかりません。

◇不審者対応の大原則

 ①早く見つける ②声をかける ③間隔を保つ ④複数で対応する ⑤怪しいと思ったら110番

※職員の指示に従わなければ不審者です。

◇児童が不審者に出会ったら

・大きな声を出す → 防犯ブザーも使いましょう

・とにかく逃げる → 20~30mで不審者はあきらめます

子どもたちには、簡単な護身術の紹介がありました。 

護身術は、不審者への”いやだ!”という意思表示も兼ねてますね。噛みつくのも効果があるそうです。

子どもにとって怖い内容もありましたが、大切な学びの場となりました。