日誌

6月22日2年算数

今日は、写真少なめ、セリフ多めでお伝えします。
◆経過報告
以前紹介した栽培活動から、その後の様子です。
1年生のサツマイモ畑です。さほど世話をする様子を見かけませんが、すくすく育っています。そこがサツマイモのいいところですかね。教頭の執念ですかね。※5/28記事参照
 
こちらは、3年生、すぎのこ教室が取り組んでいるマスクメロン栽培です。
なんと、実をつけています。

 
そういえば、担当教師から私のメロンも用意してあるとのこと。それがこちら ↓
木は立派ですが、…。
 
私「すごいね。もう、実をつけている。いつ受粉したの?」
担当「いえ、あれは勝手に。受粉はこれからで、下から数えて〇〇番目の花でやります。」
私「じゃあ、今ついている実は?」
担当「あれは、摘果ですかね。」
私「あ、そうなの!?(あー、よかった。)」

※理由はお察しください。みんな、頑張って摘果してね!
それにしても、担当教師の博学ぶりにびっくりです。
◆2年算数
時々紹介していますが、今日の課題はこちらでした。
 
教師「・・・では、問題の下に「しき」と書きましょう。」
いわゆるノート指導です。
子供「どこにですか」
子供「なぜですか」
子供「式も書いていいですか」

2年生の子供たちは、ほんとうに反応が良いです。その仕分けが具合が教師の腕の見せ所です。
教師「・・・それでは、式だけ書いてみましょう。できるかな。」
子供「わかるー。」
子供「答えも書いていいですか。」
教師「式だけです。」
子供「答えも書いたらどうしますか。」
教師「消してください。」
子供「もう消しました。」

なかなか手ごわい。

教師「〇〇君、姿勢がいいねぇ。みんなはどうかな。姿勢がいいと、男子はかっこよく、女子はかわいくなりますよ。」
子供「ビシー!」

得意の軽口、いや、呪文がかけられたようです。
 
教師「答えは出ましたか。では、言ってくれる人」
 
いよいよここからが本番です。
教師「答えは出ましたね。ところで、今日の目当ては何でしたか。」
子供「図の見方やかき方をしろう」
教師「では、黒板に図はありますか。」
子供「ないです。」
子供「ありません。」
子供「図って何?」
教師「お、〇〇君が何か言ったよ。図がわからないの?じゃあ、図って何だろう。」

ここから、子供の思考が一気に動き出します。

子供のつぶやきには、はなはだ個人的なものや思い付き的なものと、真実に迫るものがあります。この時期の子供たちは、その違いが判りません。そこに、教師の出番があります。どの子供たちにとっても価値あるつぶやきを拾い上げられるかどうかが勝負の分かれ目にもなります。
来週には学校開放があります。お越しいただいたときには、そのあたりもご注目ください。