日誌

12月14日4年社会

◆いずみ号来校
写真はありませんが、職員の皆さん、完全防寒で来てくれました。いつもありがとうございます。
 
子供たちは、学年ごとに学級用、自分用の本の貸し出し手続きを行っています。
最近、子供の読書量が減少しています。いつも傍らに読みかけの本があるようにしたいものです。


私「最近、図書館の本借りてますか。」
子供「あんまり借りてないです。」
私「しっかり借りて読もうね。」
子供「はーい。」

返事はいいんだよな。
◆4年社会「水を治める」
この授業、途中でもめます。
子供「ゲラゲラ」
妙な盛り上がりを見せています。
担任「えっと、どれのこと?」
子供「キャッキャ」
私「?」

流れが読めん。あぁ、もう少し早く来ればよかった。でも、まだ何かあるかもしれません。もう少し様子を見ます。
 
子供の手元には、こちらの教材プリントがあります。木曽三川の治水のようなんですが…。

子供「これ、テストですか。」
担任「テストならみんなでやらんよ。」

確かに。
担任「誰かが何かをしたよね。誰?」
これで分かるのかしらん。
 
子供「はい。」「はい!」「はい、はい、はい!」「はーい!はーい!!」
担任「うるさい人は指さんでね。」

ナイス突っ込み。それにしても良く手が挙がる。

子供「近藤寿一郎さん」
少しわかってきた。今日は、豊川用水の学習のまとめですね。プリントは木曽三川なんですが、子供たちはより身近な豊川用水について学んできたようです。
担任「近藤寿一郎さんの後を継いだ人がいたよね。」
 
子供「八木一郎さん」「うーんと、陸郎さん。苗字が分からん。」

子供「えっと、河合陸郎さん?」
子供「そうそう、かわいい陸郎さん」
一言余計。でも、もう忘れないでしょう。それにしても、いずれも政治家の方ですよね。子供の反応を見ると、よく勉強してきたなという印象です。
担任「豊川用水が完成するまでに何年かかりましたか。」
子供「20年。」

子供「いや、19年」
担任「どっち?」
子供「19年!先生が言いましたよ。」
担任「えっ、そうだった?」

 
担任「あぁ。先生の手元の資料は19年になってるなあ。」
 
担任「じゃあ、なんで20年だと?」
子供「先生が言いました。」
担任「・・・」

詰みました。

担任「今回は、19年か20年のどちらでもいいことにします。」
苦肉の策です。
子供「じゃあ、19.5は?」

調子に乗ってきた。こういうことは頭が回るんだよなあ。
私も気になったので、調べてみました。
◯昭和24年 国営「豊川用水農業水利事業」始まる
◯昭和43年 豊川用水が完成する
さて、何年かかったでしょう。
事実のみを確認して、もう一度子供たちに決めさせるという手もありましたね。
要するに数え方の違いで、19か20かという違いにはあまり意味がないのかもしれません。担任の判断で意外とOKだったかも。それでも、もやもやする人、今夜の晩御飯の話題にいかがですか。
できれば、もやもやしてほしいなあ。