モノづくり魂浸透事業「組子細工職人による組子体験」
12月15日(月)、5・6年生がモノづくり魂浸透事業「組子細工職人による組子体験」を行いました。
組子細工は、釘や金具を一切使わずに、細く加工した木材を組み合わせて、緻密で美しい幾何学模様を編み出す日本の伝統的な木工技術です。古くから障子や欄間(らんま)などの建具に使われてきましたが、現在ではインテリアなどにも活かされています。模様は200種類以上あるとも言われ、精巧な職人技と木の温もり、そして光と影の織りなす美しさが魅力です。
講師の川口博敬さんは、田原市の川口木工所の二代目です。
父子2代で、全国建具展示会で最高賞である内閣総理大臣賞を受賞しま
した。そして2025年春に、伝統技能継承の功績で黄綬褒章を受章しています。
そんな素晴らしい方を講師として、組子体験を行いました。
パーツを組み合わせてコースターを作成しました。
切り込みの入った部材を組み合わせていきますが、釘も接着剤も使わずに組み立てます。
組み立てを始めたら、一時間があっという間に過ぎてしまいました。
パーツがすっきりと収まるときは、とても達成感や爽快感があり伝統技術の素晴らしさを味わうことのできる瞬間でした。
出来上がった作品は、それぞれの家庭でコースターとして使うか飾っておくのかどうなるのかな?